kumaの個人的評価 75点 (Amazonレビューを見る)
劇場公開日 2015年12月18日
レンタル開始日 2016年5月4日
あらすじ
砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独な女性レイは、謎のドロイドBB-8と、ストームトルーパーの脱走兵フィンと出会い運命が一変する。
一方、十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン率いる帝国軍の残党であるファースト・オーダーは、 消えたとされる最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの行方を追っていた。
ハン・ソロ、チューバッカ、R2-D2、C-3POら不朽のキャラクターたちも登場し、フォースを巡る<新たなる伝説>が幕を開ける。
「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公式サイトより
感想
この映画の評価は正直難しいです。「スター・ウォーズ」シリーズのファンか否かで評価が大分変わると思います。
私はシリーズを一応全部見ていますが、熱狂的なファンという訳でもないので、物語の設定はあんまり把握していません。でも大多数の人はそんな感じじゃないでしょうか。
そのことを前提にこの映画の感想ですが、「スター・ウォーズ」の設定や世界観がすごく好き!、という人でないかぎり、この映画のストーリーにあまり面白みを感じないと思います。急に「ファースト・オーダー」がどうのこうの言われても、なかなかついていけないです。
私みたいな「にわか」ファンが「スター・ウォーズ」に期待するのは、ストーリーの中身よりも、ジェダイがフォースを操って活躍するシーン(あるいはフォースの使い方を習得する過程)ではないでしょうか。
しかし、この映画では、タイトルに「フォースの覚醒」とあるように、終盤まで主人公がフォースに目覚めないので、見所がなかなか訪れずやきもきします。その分、終盤のライトセーバーでの対決シーンのカタルシスは大きいですが…。
おなじみの設定で、おなじみのキャラクター達が出てくるので、まさに「スター・ウォーズ」なんですが、観ている方の予想を裏切るような展開もあまりなく、無難にまとめられています。
そもそも、「スター・ウォーズ」の世界観自体がSF映画としてはちょっと古臭く感じます。もっとも、その点も含めての「スター・ウォーズ」なのは十分承知していますが・・・。
いろいろ書きましたが、シリーズの過去作品を観ている人であれば十分楽しめる内容だと思います。
予告編