「パパVS新しいパパ」感想(ネタバレなし)

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実父と継父が「理想のパパ」の座を巡って争うコメディ映画。75点

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あらすじ

マーク・ウォールバーグとウィル・フェレルが繰り広げる実父vs継父のガチンコ勝負!完璧な家庭を築くことを夢見てきたブラッド(フェレル)は、新妻(リ ンダ・カーデリーニ)の子供たちのため最高の継父になることを心に誓う。しかし子供たちの実父ダスティ(ウォールバーグ)が突然現れたことで、穏やかだっ たブラッドの家庭生活は激変し、ブラッドはダスティに真っ向から勝負を挑むことになる。

公式サイトより

感想(ネタバレなし)

継父のブラッド(ウィル・フェレル)が、イケメン実父のダスティ(マーク・ウォールバーグ)に対抗意識を燃やして、理想の父親らしく振る舞うものの、ことごとく失敗して大恥をかく姿をこれでもかと描くコメディ映画。

笑えることは笑えるが、基本的にブラッドが失敗する姿を笑いものにする展開のため、スカッとした笑いではなく、後味の悪い笑いとなっている。

話の流れ的に継父のブラッドに肩入れしたくなるが、いかんせんブラッドの容姿がイケてなさすぎて、素直にブラッドを応援する気になれないのがもどかしい。

あと、ダスティも小さなことは気にしないサバサバした性格かと思いきや、計算づくでブラッドを嵌めているような感じで、いい奴なのか嫌な奴なのか、今ひとつわからなかった。

コメディドラマなのでストーリーに大した展開はないものの、2人の父親の感情の変化を丁寧に描いており、最後の方は結構感動させられた。

展開は非常にスピーディーで良い。

途中で強烈な下ネタがあるので、家族で観るとリビングが凍りつく恐れがあるが、その点を除けば、普通におすすめの一本。

日本劇場未公開
リリース日 2016年6月23日

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