容赦のないスプラッター描写がひたすら続く中高生向けホラー映画 25点
©2015 Team GrisGris/MAGES./5bp./映画「コープスパーティー」製作委員会
あらすじ
直美(生駒里奈)は幼なじみの哲志(池岡亮介)や級友たちと共に、文化祭の後片付けに追われていた。そして怪談マニアの委員長あゆみ(前田希美)の提案 で、その場所に集う全員がずっと友達でいられるおまじない“幸せのサチコさん”を実行。その結果、彼らは閉鎖された異空間に放り込まれ……。
シネマトゥデイより
感想(ネタバレあり)
異世界に放り込まれた高校生たちが、次々に殺されてしまうというお話。
殺人鬼の用務員から逃げながら元の世界に戻るための方法を探す、というストーリー展開はテレビゲーム的で面白かった。
とはいえ、謎解きに関する部分はおまけ程度で、この映画の主眼は容赦のないスプラッター描写にある。
主要な人物が容赦なく殺されてしまう展開は新鮮であり、スプラッター描写が苦手でない人はそれなりに楽しめると思う。(私はスプラッター系のホラー映画は苦手なので、最後まで観るのはかなり辛かった。)
ただ、ストーリーはホラー映画としては陳腐だし、リアリティもほとんど無視した仕上がりになっているため、ある程度映画を見る目が肥えている人にとっては突っ込みどころが多すぎて、映画の世界観に没入することはほとんど不可能。
ちなみに、本作の続編「コープスパーティー Book of Shadows」が2016年7月30日に公開されている。当サイトでもそのうち取り上げる予定。
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2016年1月16日追記
「コープスパーティー Book of Shadows」の感想をアップしました。
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劇場公開日 2015年8月1日
リリース日 2015年12月18日