「インデペンデンス・デイ リサージェンス」感想(ネタバレあり)

independenceday

大迫力の映像のオンパレードで最後まで押し切る力技的SF映画。40点

 © 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

あらすじ

エイリアンによる地球侵略に人類が立ち向かい、およそ30億人もの命を失いながらも勝利を収めてから約20年が経過した。人類はさらなる襲来に備えよう と、エイリアンが残した宇宙船の技術を転用した地球防衛システムを作り上げる。2016年7月、そんな人類を試すようにアメリカ全土を覆うほどの大きさを 誇るエイリアンの宇宙船が出現。彼らは重力を自在に操る圧倒的な科学力で、ニューヨーク、ロンドン、パリといった都市を次々と襲撃する。猛攻撃は止むこと なく続き、人類存続の要であった防衛システムも無力化してしまう。

シネマトゥデイより

感想(ネタバレあり)

全体的に「前作の話のスケールを大きくしました」という感じ。

CGを駆使した映像の迫力は凄まじく、役者も豪華で申し分ないが、肝心のストーリーが何のひねりもなくつまらないのが致命的。

誰もが予想するようなストーリー展開、とってつけたような薄っぺらい友情ドラマ、そしてご都合主義的な結末と、ガッカリ要素が満載。

この映画は、とにかく思いついたことをストーリーに全部ぶち込んで無理やりつなげてみた、といった感じで、結果的に全てが中途半端に終わっている。

ラスボスのエイリアンが姿を現したときは「何これ?」といった感じで失笑ものだった。もうちょっと造形を工夫できないものか。

この映画を知り合いと一緒に観に行っても、観終わったあとに「CGすごかったね」としか感想の言いようがない。

駄作とまでは言わないが、凡作。