「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」感想(ネタバレなし)

rosenbus

TVシリーズのファンならそれなりに楽しめるが、そうでない人は全くお呼びでない「路線バスの旅」の特別編。70点

 © 2015「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」製作委員会

あらすじ

リーダーシップと計画性の太川、自由すぎる蛭子のでこぼこコンビに、マドンナ・三船美佳を迎え、日本を飛び出して海外版「路線バスの旅」が実現した! 旅好きにはたまらない台湾を路線バスで縦断する。太川の切れ味と蛭子のやる気のなさが冴え渡り、異国情緒溢れる名所旧跡の魅力もあいまって、まるで一緒に 旅しているかのような臨場感。折しも台風21号が台湾を直撃し、バスは全線運休、史上最大の危機に見舞われる!
たとえ舞台が海外に変わっても、ガチンコ旅のルールとノリは変わらない。言葉の壁と乗り継ぎと台風と戦いながら、笑って泣いてボケて呆れて、世界一ゆるくてガチで必死な旅で、3人はゴールできるのか!?

Amazonより

感想(ネタバレなし)

普通に面白かった。

TVシリーズでは一行が毎回トラブルに見舞われて危機的状況に陥るが、今回の旅で遭遇する危機は「全線運休」というこれまでにないほど絶望的なもの。

アポなしロケなので、何が起こるかわからないし、台本もストーリーもない。視聴者は、ただ3人の日本人が台湾であたふたする姿を見るだけ。でも、それが不思議と面白い。台湾の交通事情が赤裸々にわかるのもいい。

映画館で高いお金を出してまで観ようという気にはならないが、DVDをレンタルして暇な時に観る分には問題ない内容。

ただ、映画的な演出があるわけではないため、あくまでTVの「特別編」として楽しむのが正解。

このシリーズのファンであれば、とりあえず観ておいて損はない。

劇場公開日 2016年2月13日
リリース日 2016年8月26日
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