「ヴィクター・フランケンシュタイン」感想(ネタバレなし)

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B級映画っぽいパッケージ写真ながら、中身は普通に面白いダークファンタジー。65点

 © 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation.

あらすじ

ロンドンの王立医科大学の学生ヴィクター・フランケンシュタインは「命を創り出すこと」に取り憑かれていた。ある日、サーカスに出掛けた彼は人体の構造に 詳しいイゴールという男に出会い、その医学的才能を見抜いたヴィクターはイゴールを自分の助手にする。彼らは研究を始めるが、ヴィクターは命の創造に夢中 になるあまり、次第に人の道から外れていく。イゴールはそんな彼を心配しつつもヴィクターと研究を続け、遂に生命体を創り出すことに成功する。だが、実験 から生まれた“怪物”は暴走をはじめ、彼らに襲い掛かるのだった!

Amazonより

感想(ネタバレなし)

正直あまり期待していなかったが、普通に面白かった。

ストーリー自体は大したことないが、雰囲気作りに手が込んでいて、映画の世界観にグイグイ引き込まれる。

話の展開もスピーディーでダレることなく最後まで観れた。

終盤の「怪物」とのバトルシーンも、引っ張りすぎず、あっさりしていたのがかえって良かった。

「ハリー・ポッター」のダニエル・ラドクリフも意外といい感じだった。

全体としてダークな雰囲気で大人向けな感じだが、暴力描写は控えめなので(痛々しいシーンはカメラワークでうまく映らなくしている)、暴力的なシーンが苦手な人でも安心して見れます。

ちなみに、誰もが知っている「フランケンシュタイン」の原作と、この映画のストーリーはほとんど関係性がない。共通点は、「怪物を創造する」という基本コンセプトと主人公の名前のみ。

オススメの一作です。


劇場公開日 未公開
リリース日 2016年8月3日
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