「バディームーン」感想(ネタバレあり)

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男同士の友情を描いた低予算コメディ映画。35点

© 2015 roundthecornerfudge, LLC.

あらすじ

デヴィッド(デヴィッド・ジュントーリ)が挙式数日前に婚約者に捨てられ、彼の花婿付き添い人のフルーラ(フルーラ・ボーグ)は、デヴィッドが予定していたバックパックの新婚旅行にふたりで行こうと言い張る。ふたりの友情、そして生命が試される旅は爆笑間違いなし。

Amazonより

感想(ネタバレあり)

デヴィッドが婚約者に振られ、落ち込んでいるところに友人のフルーラがやってきて、デヴィッドが予約していたハネムーンに男同士で出かけるというストーリー。

着想は面白いし、何かが起こりそうな予感を感じさせる。

しかし、実際には何も起こらない。ただ、二人の男がけんかしたり仲直りしたりしながら、山道を進んでいくだけ。

7日間のトレッキングを終え、終点に着くとそこには別れた婚約者が待っていてハッピーエンド、というしょうもないオチ。

まず、そもそもハネムーンにトレッキングをチョイスする男女は少ないだろう。

あくまでトレッキングの設定にこだわるのであれば、デヴィッドとその婚約者がよほどの山好きであるというエピソードを挿入しなければならないが、デヴィッドはちょっと山道を歩いただけでへばってしまうほどのへたれぶり。

結局、脚本が駄目すぎる。

随所にコメディ要素を織り込んでくるが、全てから回りで面白くない。

またデヴィッドの友人のフルーラがかなり間抜けな奴で、観ていてイライラする。

フルーラは旅の途中でずっと何かを録音しているが、これが映画のストーリーに絡んでくるということは全くない。

何の感情も沸き起こらない、無味無臭の映画。


劇場未公開
リリース日 2016年12月7日