「コープスパーティー Book of Shadows」感想(ネタバレあり)

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容赦のないスプラッター描写満載の胸キュン系青春ホラー映画。35点

感想(ネタバレあり)

本作のストーリーは、完全に前作からの続きとなっている。

前作では、主人公の直美たち6人は、「しあわせのサチコさん」というおまじないをした結果、異世界にある天神小学校に飛ばされ、最終的に直美とあゆみの二人だけが現実世界に生還するところで物語は幕を閉じる。

本作はその後日談であり、直美とあゆみが天神小学校に残された他のクラスメイトを救うため、再び儀式を行って天神小学校に舞い戻るところから物語が始まる。

当然ながら、直美とあゆみは前回を越える惨劇に巻き込まれることになる。

前作より凶悪なサチコ・バージョン2が誕生し、片手斧を振り回しながら襲ってきたり、直美らと時を同じくして天神小学校に飛ばされてきた高校生が実は快楽殺人鬼だったりと、とにかく息つく暇もなく直美たちの命が狙われ続ける。

最終的に直美は命からがら魔術書「Book of Shadows」を手に入れ、たった一人、現実世界へと生還する。

そして、直美は死者を蘇らせる魔術を実行し、天神小学校で死んでしまったしまったクラスメイト全員の蘇生に成功する。

ハッピーエンド。

と思いきや、生き返った5人は、全員がひとかたまりの肉塊として復活し、ズリズリと這いずりながら直美のもとに迫ってくるのだった・・・。

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正直なところ、前作より面白かった。

ストーリーは相変わらず破綻しまくっているが、そんなことは想定内だったため、あまり気にならなかった。

役者の演技力も前作より向上していて、安心して見れたことも大きい。

ただ残念なのは登場人物の殺されかたが画一的で、あまりにバリエーションが少なすぎること。

前作に出てきた「壁にバーン!」みたいな衝撃的な殺され方はなかった。

この映画の見どころは主要な登場人物が容赦なく次々と惨殺されていくシーンにある。というかそこにしか注目すべき点がない。

にもかかわらず、その肝心な部分の作りこみが手薄になると、この映画の持ち味がスポイルされてしまう。

もっとこちらの意表をつくような殺され方があっても良かったと思う。

唯一、クラスメイトが肉塊として復活するラストシーンだけは意外性があって良かった。

その他に特筆すべき点はない。

前作にハマった人であれば本作も同じ路線なので、たぶん楽しめると思う。

普通の映画ファンには決してオススメしない。

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前作のレビューはコチラ

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「コープスパーティー Book of Shadows」

(劇場公開日:2016年7月30日 リリース日:2017年1月11日)

©2016 Team GrisGris / MAGES. / 5pb. /映画「コープスパーティー Book of Shadows」製作委員会