過去の栄光にすがる元体操選手の人生を描いた下ネタ満載のコメディ。40点
感想(ネタバレなし)
「ビッグバン・セオリー」のバーナデット役でおなじみのメリッサ・ラウシュが落ちぶれた元体操選手を演じるコメディ。
ストーリーは、かつて銅メダルを獲得した主人公のホープ(メリッサ・ラウシュ)が、自分を育てたコーチの遺言に従って新人「マギー」の育成に励むというもの。
ここだけ聞くと感動系のドラマに思えるが、蓋を開けるとドギツい下ネタのオンパレード。
最初から最後までホープが金切り声で周りの人間を罵倒し、下品な言葉を連発し続ける。
純朴そうな容姿のホープが見た目にそぐわない下品な言葉を連発するギャップに、最初こそ笑えたものの、最後までこの調子が続くため途中で嫌気が差した。
眠気に耐えながら何とか最後まで見たものの正直キツかった。
この映画が退屈な原因はホープが仏頂面で愛嬌が全くないことだと思う。
彼女が感情を表に出すときは基本ブチキレている時だけなので、観ていてウンザリしてしまう。
「ビッグバン・セオリー」のバーナデットは愛嬌のある小悪魔的なキャラクターだったが、ホープは可愛げのない迷惑な奴といった感じ。
ただ、元体操選手ならではのアクロバティックなセックスシーンは、ちょっとだけ笑った。
子供にはとても見せられない内容なので注意。
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「ブロンズ! 私の銅メダル人生」
(劇場未公開 リリース日:2017年2月8日)