「エミリー 悪夢のベビーシッター」感想(ネタバレあり)

0031

感想(ネタバレあり)

愛する我が子を預けたベビーシッターが実はかなりヤバイ奴だった、というお話。

オチを先に言ってしまうと、アンナを名乗るベビーシッターは本当はエミリーという名前で、子供を誘拐するためにベビーシッターに扮してダンとジョイス夫妻の家に入り込んでいた、というもの。

エミリーは、次男(4歳)のクリストファーに目を付けて彼を連れ去ろうとするものの、長男のジェイコブが知恵と勇気を振り絞ってエミリーを撃退し、ハッピーエンド。

悪くはないが、それほど面白くもなかった。

子役の可愛さと、エミリーの妙な艶かしさに救われて、かろうじて最後まで観れたという感じ。

エミリーの行動が最初から明らかに常軌を逸しているため、先の展開が容易に予想できてしまったのが痛い。

もう少し普通のベビーシッターを演じて、少しづつ本性を明らかにしていって欲しかったところ。

というか、映画のタイトル(「エミリー 悪夢のベビーシッター」)からして盛大にネタバレしているわけで、細かいことを言っても仕方がない気もする。

もしかしたら、この映画はホームアローン的な見方が正解なのかも知れない。

サスペンスとして観るとオチにひねりもなにもなく感じるが、子役が活躍する姿を楽しむ映画として観れば、結構面白く感じるかも。

ただ、子供たちの前でペットを虐待したり、両親のSEXビデオを見せたりするシーンは全く要らない。観ていて気分が悪くなるだけ。

45点(100点満点)

******
エミリー 悪夢のベビーシッター